2009.7.24

暑中見舞い

暑中お見舞い申し上げます。夏は毎年暑いのですが、冬の間はそれを忘れてしまっていて、こうして1年たってみると夏は暑いものと新鮮に感じ不平を言い、そんなことを数十年繰り返していると人間はどうしてもくどくなるのです。話は変わりますが、私のような仕事をしていますと、俗に言う『クレーマー』と言う人たちに遭遇し、「コンサートの音がうるさい」とか「せっかくの名所がステージのおかげで見えなくなった」とか「何の権限で通行止めにするのだ」とか「整理員に粗雑に扱われた」とかいろいろな理由で文句を言い、「責任者を出せ」と怒鳴られると皆が私を推挙するものだから、仕方なく応対し、人の多いところはまずい、テント裏に案内し、面倒だから反論はせず、ひたすら謝り、頃合を計って面を上げ、相手を見ると男性、年の頃は60歳前後がほとんどで、クレーマーとはつまり、私の年頃だ。定年になりたての年頃、身をもて余し、前と違い構ってくれる人もなく、面白くもなく、何かと権利が侵害され、何より理屈に合わないことがまかり通るのが許せず、心をもてあます毎日、そんな気持ちは同年代だけに実によくわかるのです。気持ちはよくわかるのですが、それにしてもくどく、なかなか終わらないのがこの人たちの常で、応対している私は鬱憤がたまるのです。そういうことではいけませんので、東京に帰ると、私がクレーマーになります。店員一般、区役所の係員、銀行の窓口、タクシーの運転手、空港の警備員、ホテルのフロント、JASRACなどが標的で、理不尽な言い訳、犯罪的な遅延、差別的な応対などについて長々とクレームをつけます。ただし警察でやると暴力的に対応され、また税務署ではあとで税金を追徴されます。皆さんは気をつけてください。盛夏